学校だより__
「田んぼに水を引いている竹田用水は、どこまで続いているんだろう?」という疑問を解決するため、7月2日に地域の石井さんを講師にお招きして、竹田用水の探検に出かけました。100年前の難関工事が行われた斜面では、手作業で石を運んで用水の底に敷き詰めた当時の人々の苦労を教えていただきました。子どもたちは、石井さんの話にじっくりと耳を傾けていました。
取水口では、水田に水を送る仕組みを教えてもらいました。木の蓋に葉っぱや枝が挟まってしまうと、蓋が閉まらずに水が漏れてしまうため、日々、竹田用水を見回り、管理されているそうです。「石井さんたちは竹田用水の守人だね」というつぶやきが聞かれました。今回の探検を通して、竹田用水の歴史や、それを守り続けてきた人々の努力を知ることができました。
図工で電動糸のこを使った工作に取り組みました。まっすぐ切ったり、曲げて切ったりするコツをつかみ、楽しみながら切っていきました。切ったパーツを見て、「象の鼻みたい」「コーヒーを飲んでいる人みたい」など、想像を膨らませ、夢中になって作っていました。