令和5年度学校だより__
昨日は、フリー参観に合わせて、「名立の子どもを守り育む会」主催の情報モラル講演会を開催しました。親子で情報モラルに関わる情報を共有することで、今後の生活に役立ててほしいという願いからです。 上越教育大学大学院の池川准教授様を講師にお迎えし、「情報メディアは敵?味方?」を演題に、60分のご講演をいただきました。
池川先生からは、情報メディアは生活を便利で豊かにしてくれることを前提にした上で…(1)うその情報が思ったよりも多く、一方的に入ってくる情報には偏りがあること。(2)人間の体は、光が体のアクセルを踏む仕組みになっているため、夜間の使い過ぎは健康によくないこと。(3)メディアの時間を決めるよりも、勉強や習い事などの時間を決める方がよいこと。を教えていただきました。つまり、使い方次第で敵にも味方にもなるということです。
現代の情報化社会の中、ノーメディアで生活することは、おそらく考えられないと思います。メディアとどう付き合っていくか、その判断力と実践力をどのように培っていくかが課題です。子どもは、まだその判断力も実践力も十分とは言えません。だからこそ、家庭や学校で、その力を育てていかなければならないと考えています。 間もなく冬休みを迎えます。それぞれの家庭での約束を、今一度ご確認いただき、子どもの健やかな成長のために、メディアとの関わり方について、ぜひ話し合ってみてください。