令和5年度学校だより__
昨日、学力向上に向けた校内研修で、6年生が算数の授業を公開しました。新潟県の教科リーダー育成講座、上越市の「子どもが主体的に学ぶ授業づくり」支援訪問を兼ねていたこともあり、県立教育センター副参事や上越市教育委員会指導主事、上越教育大学大学院教授等が、参観と指導に来られました。また、小中一貫教育の観点で、名立中学校の先生方も参観に来られました。
授業は、「比とその利用」の学習です。「乳酸飲料の『5倍に薄めて』ってどういう意味?」からこの単元の学習が始まり、比の学習を進めています。今日は、「一人分360mLのオレンジカルピスの分量はどうするとよいか」が課題です。子どもたちは、原液と水、オレンジジュースの分量を、比を使って表しながら考えていきます。一人でじっくり考える子、自由に教室を歩き友達と一緒に考える子、実に自由で様々です。
授業の前半は、教師がリードしながら進んだ授業でしたが、後半になると教師と子どもの立場が逆転してしましました。子どもたちが、自分たちの考えを教師に分かってもらおうと、説明したり図に描いたりしながら学習を進めているのです。まさに、子どもたちが主体的に学んでいる瞬間でした。 明日のマラソン記録会が終わったら、比の学習で学んだことを生かして、美味しいカルピスを飲むのだそうです。