令和5年度学校だより__

水泳学習の仕上げは「着衣泳」



 1学期も、明日が終業日です。学校では、学習や生活のまとめや振り返りをし、1学期を仕上げています。プールでの水泳学習も、最終盤です。今日、5・6年生は水泳学習の仕上げで、着衣泳を行いました。子どもたちにとっては、初めての経験です。
 もともとは、水難事故から命を守るために、着衣泳が行われるようになりました。着衣泳は、欧米を中心に、盛んに行われています。着衣泳が水泳学習のメインの国もあるようです。



 授業では、服を着ると水着の時よりも動きにくいこと、ペットボトルを上手に使って浮くこと、おぼれている人をペットボトルで助けることを経験しました。浮くということは思ったよりも難しく、パニック状態だったら…と思うと、怖くなりました。初めは浮くことができなかった子どもも、慣れるにしたがって上手に浮けるようになったようです。



 宝田小学校区は、海が近いので海水浴に行く子どもが多くいます。海釣りの話題も、よく出てきます。もしかしたら、夏休みのレジャーで川遊びに出かける家庭もあるかもしれません。毎年、夏になると水難事故のニュースを耳にします。「もしも」に備えて、命を守る術を身に付けることは、とても大切なことだと考えています。


2023年07月20日 水越 厚