令和5年度学校だより__
5月10日(水)、5年生が田植えを行いました。農業の機械化が進み、米づくりの多くの仕事は機械でできるようになりましたが、学校での米づくりは手作業です。昔ながらの米作りをすることで、農業から学びます。農業からスタートする学習は、「食」だけでなく「流通」や「環境」、「キャリア教育」と様々な広がりがあります。今年の5年生は、米作りをスタートに、何を学び発信していくのでしょうか。
昨日は、田植え日和の暖かな日でした。初めは、おそるおそる田んぼに入っていった子どもたちも、少し経つと、泥の感触を楽しみながら、大きな歓声を上げて、泥んこになって田植えをしました。現代の生活では、泥にまみれて遊ぶことは、まずありません。それだけでも、よい経験になったようです。さて、尻もちをついたのは誰でしょう。
田植えには、えちご上越農協名立支店の方が、指導に来てくださいました。保護者やご家族のボランティアも参加してくださり、子どもたちの活動を支えていただきました。地域の方々のおかげで、無事に田植えを終えることができました。ありがとうございました。 手作業での米づくりの苦労を知ることで、多くの方への感謝の気持ちも育つことでしょう。お米のありがたさも実感することでしょう。田植えをスタートに、これからどんな学びに広がり深まるのか楽しみです。