名立区の名立大町自治会では、寄贈を受けたひな人形を名立大町の各町内会に飾ってまち巡りを楽しむ、「お雛さま巡り」を行っています。昨年は、名立大町以外に、ろばた館と名立地区公民館にもひな人形が飾られました。寄贈されるひな人形が増えてきたことから、今年は名立小泊、名立中学校、そして宝田小学校にも飾っていただけることになりました。

　今日の午後、名立まちづくり協議会や地域の方が学校に来られ、児童玄関のホールに２つの７段飾りを飾ってくださいました。長い間飾られなかったかのような、歴史を感じる箱に入った昔ながらの雛飾りです。どの人形も、見ているだけで微笑んでしまいそうな、何だか温かみと味わいのある表情をしています。

　５限の授業が終わり、下校する１・２・３年生が興味深そうに見入っていました。
　７段飾りのひな人形を飾る家庭は、少なくなったのではないでしょうか。ひな人形は３月３日まで展示することになっています。せっかくの機会です。子どもたちにも、日本の伝統や文化に触れてほしいものです。