令和3年度学校だより__

3年算数師範授業



 9月6日(月)から9月28日(火)までの期間、上越教育大学から2名の教育実習生を受け入れています。5月は1週間の観察実習でしたが、9月は3週間の本実習です。実習期間中、それぞれ2年生と4年生の所属学年を中心に、全校児童と関わりながら教師としての基礎・基本を学んでいます。
 今日は、3年生の算数の授業を、師範授業として観察しました。



 子どもたちは、「巻き尺は物差しと違い曲がったところでも測ることができる」ことを、算数の学習で学びました。そこで、今日は、柱や食缶、ピアノの周りをグループの友達と役割分担をしながら測りました。ちゃんと押さえていないと、巻き尺が緩んでしまい正しく測ることができません。柱のように太さが同じものは、比較的スムーズに測ることができますが、食缶は測る場所によって太さも違うので、なかなかうまく測れません。



 iPadで、計測したところを画像に撮り、何cmだったのかを友達と確認します。ひと目盛りが何cm(何mm)なのかが、しっかりと身に付いていなければ、正しく測ることができません。子どもたちは、「正確に測る」ことにこだわりをもっているので、何回か測り直したり、目盛りの読み方を確認したりしていました。
 実際に測ってみること、それぞれの道具の便利さや不便さを体感し、みんなで共有することで、学びが深まる3年生でした。


2021年09月07日 水越 厚