令和3年度学校だより__
上越市教育委員会から、せっかく指導主事が指導に来てくださったので、4時間目は2年生の算数の授業も参観していただきました。 2年生は、「かさ」の学習でした。バケツややかん、ポットなどに入れた水がどれくらいの「かさ」なのかを、リットルますとデシリットルますを使って調べました。
当然ですが、大きな鍋に入った水の「かさ」を調べる子どもたちは、水もたっぷり入っているので大変です。何回もリットルますに水をためなければなりません。ペアになった友達と、測り方を工夫したり、リットルますに何杯分入ったかを確かめ合ったりしながら、学習を進めました。 測る前に「かさ」の予想を立てていたので、予想があっているかドキドキ感もあります。2年生は、真剣な顔とにこやかな表情が入り混じる中で、リットルますやデシリットルますを正しく使って測りました。
測り終わると、水を入れた入れ物を見せながら、どれくらいの水が入るか、学級の友達に問題を出しました。自分たちの測った入れ物と大きさを比べ、入れ物に入る水の「かさ」を予想するのです。このような量感を養う活動は、子どもたちにとって、とても大切なのです。 リットルやデシリットルは、大人でも頭が混乱してしまうことがあります。子どもたちは、体験的な活動を通して、「かさ」についての理解を深めました。