令和3年度学校だより__
宝田小学校は、5・6年生の全員が課外体育と課外音楽に所属し、体育活動と音楽活動を両立させています。例年、この時期は、水泳練習が中心なのですが、親善水泳大会も親善陸上大会も、すでに中止が決まっているため、5・6年生は課外音楽に全集中で取り組んでいます。 宝田小と言えば、何といっても「宝田太鼓」が有名です。低学年の頃から、地域で継承されている「名立太鼓」に参加して練習したり、イベントで演奏したりしている子どももいます。
以前行われていた、上越市小中学校合同音楽祭(市音祭)では、圧倒的な迫力と一糸乱れぬ演奏・演技が、上越市内小中学校の児童生徒を魅了してきました。私も、前任校に勤めていた時に「宝田太鼓」を聞き、衝撃と感動で体が震えたことを、よく覚えています。「宝田太鼓」は、宝田小のシンボリックな教育活動の一つと言えます。 今年も、5・6年生32名が、6月半ばから課外音楽で「宝田太鼓」の練習を始めました。
課外活動では、6年生と5年生とペアを組み、リズムを刻むことができるよう、丁寧に教えていました。6年生の指導力は目を見張るものがあります。表情も真剣で、話しかけるのをためらってしまうほどです。それが、伝統のなせる力なのだと、感心させられます。 今年の課外音楽のゴールは、文化祭での発表です。10月半ばまで、1学期は週2回、2学期からは週3回の練習です。文化祭で、心を一つにした迫力ある演奏を聴いていただけるよう、張り切って取り組んでいきます。どうぞ、ご期待ください!