令和3年度学校だより__

正しいブラッシングで!



 6月23日(水)、歯科衛生士の方から宝田小に来ていただき、5年生のブラッシング指導を行いました。歯肉炎や歯周病、むし歯の原因などを、画像やイラストで分かりやすく指導していただきました。知っていることでも、改めて画像で見ると驚くことが多いです。健康な歯と歯肉を保ちたい!きちんと歯みがきをしなくては!という気持ちが強くなります。学校医の先生からも、「歯みがきはしていても、きちんと磨けていない子どもが多い。」「歯はきちんと磨けているが、歯肉炎が心配な子どももいる。」といった指摘をいただいています。



 新潟県の子どもは、全国の中でもむし歯になる割合が低いそうです。毎週行っているフッ化物洗口効果も大きいそうですが、やはり大切なのは毎日3回の歯みがきです。また、デンタルフロスを使っている子どもの割合も、少しずつ増えてきています。正しい使い方をすることで、歯の健康は守られます。フロスの正しい使い方も教えていただきました。



 歯科衛生士の方からは、歯ぐきや歯肉の状態を確認するポイントは、(1)歯ぐきの色 (2)歯肉の形 (3)歯肉の固さ (4)歯肉の出血の有無 だと、教えていただきました。鏡を見ながら歯みがきをしたり、時々歯ぐきの様子を確認することが大事になりそうです。
 小学校時代の歯みがきが、一生の歯の健康を左右すると言っても過言ではありません。80歳になっても、20本以上の自分の歯を保つ(8020運動)ことができるよう、今の時期の歯みがきを大切にしてほしいです。


2021年06月25日 水越 厚