令和3年度学校だより__

2年生 一日のスタート



 5月中旬に始まった、2年生の野菜の栽培活動。キュウリ、ナス、ミニトマト、ピーマンなど、自分で選んだ野菜を育てています。登校して着替えやカバンの支度が終わると、すぐにベランダに出て、鉢植えの野菜に水やりをするのが、毎日の日課です。
 「花が5つも咲いている!」「トマトの赤ちゃんができてる!」と、毎朝大騒ぎ。「おいしい野菜になあれ。」の気持ちを込めて、水やりをします。「ピーマンの花は何色?」「葉っぱは昨日よりも大きくなった?」と、教師が子どもたちの関心を高めます。



 中には、友達と花や実の数を比べたり、自分の身長と背比べをする子どももいます。今、野菜の成長が、2年生の一番の関心ごとのようです。
 それにしても、日当たりがよいのか、土がよいのか、苗がよいのか…。子どもたちの期待以上に、野菜はぐんぐん育っています。畑の野菜よりも、大きく育っています。
 鉢の水やりが終わると、畑に行ってやっぱり水やりをします。大きなペットボトルに、水を満タンに入れて、それでも張り切って畑までさっそうと出かけます。



 学校の近くに住んでいる子どもに話を聞くと、週末も水やりに来ているとのことでした。どうやら、自分の苗にだけでなく、友達の野菜にも水をあげているのだそうです。うれしいことですね。
 週末はよく晴れていたので、今日はたっぷりと水をもらって、野菜たちもきっと喜んでいることでしょう。
 野菜を収穫したら、どうやって食べようかと、子どもたちの夢は膨らむばかりです。サラダで食べるのかな。それとも炒め物?お味噌汁?収穫の日が楽しみですね。


2021年06月07日 水越 厚