令和3年度学校だより__

5年生はカレー作り



 5時間目に、家庭科室を覗いてみると…、5年生が調理実習を行っていました。どうやら、カレーライスを作っているようです。家庭科の教科書に、カレーライスなんてあったかな?と思ったのですが、分かりました!6月10日~11日に、5年生は妙高自然の家で自然教室を実施するのです。その野外炊飯のリハーサルで、カレー作りをしていたのでした。



 ご飯は炊飯器では炊きません。鍋に水を入れ、自分たちで火加減を調節しながら炊いていくのです。炊飯器の便利さを改めて実感しながら、鍋に入っているお米の様子、火の強さとにらめっこです。カレーおかゆにするわけにはいきません。カレーおこげにするわけにもいきません。表情は、いつも以上に真剣です。うまくたけているのか、どきどきしながら炊きあがりを待ちます。
 おかゆになっても、おこげになっても、みんなで作って食べれば、最高においしいことでしょう。



 一方、カレーを作っている子どもたち。家庭でどれくらい料理の手伝いをしているかが、すぐに分かります。「毎日、米とぎをしています。」胸を張ってこたえる子どももいます。「お母さんの手伝いをしています。」と答える子どもの包丁さばきは、なかなかのものです。ピーラーで、おそるおそるニンジンの皮をむいている子ども、玉ねぎが滑ってしまい、なかなか切れない子ども。初めから上手にできるわけがありません。自分でやってみて、経験を重ねて、少しずつ上手になるのです。
 ご飯はうまく炊けたかな?カレーはおいしくできたかな?一週間後の自然教室が楽しみです。


2021年06月02日 水越 厚