令和3年度学校だより__

第1回避難訓練



グラウンドへの避難

 5月26日(水)、年間3回を予定している避難訓練の1回目を行いました。今回は、地震とそれに伴う火災を想定した訓練で、教室からの避難経路を確認することと、基本的な行動様式を身に付けることが目標でした。
 子どもたちは、「地震が発生しました。」の放送が入ると、担任の指示で机の下にもぐり、両手で頭を押さえて揺れが収まるまで待ちます。そして、「避難開始!」の放送で、グラウンドに避難しました。



分遣所の方の講評

 名立分遣所の方からは、「静かに先生の指示を聞き、慌てずに素早く逃げることができてました。」と褒めていただきました。今日は、教室で授業中という想定でした。子どもの学校生活の大部分を想定した訓練です。しかし、いつも教室にいるとは限りません。担任がいつもそばにいるとは限りません。廊下にいたら?体育館にいたら?トイレにいたら?と、様々な場面を想定して考えることが必要です。先生がいるときは、先生が責任をもって子どもたちの命を守ります。しかし、先生がいないときは、自分の命は自分で守らなくてはなりません。高学年が低学年の命を守らなければならないこともあるかもしれません。訓練は、「もしか」や「まさか」の時に必ず役立ちます。



6年生の消火訓練

 今日は、分遣所の方が訓練用の模擬消火器を持ってきてくださいました。そして、消火器を使ったことのない教職員と、6年生の代表児童6名が、模擬消火の体験をさせていただきました。
 消火器の操作は極めて簡単なのですが、経験したことがなければ、やはり使えません。予想以上の水圧に、体がもっていかれそうになりながら、火元をねらって消火訓練をすることができました。
 分遣所の方の話によると、名立区の無火災は6月14日で6年になるのだそうです。名立区の防火意識の高さに驚いておられました。


2021年05月26日 水越 厚